平屋暮らし
一生に一度、という気持ちで家を新築するが、
住んでいくにつれ、不都合がおこり、
平屋という終の棲家を、二度目に新築することになる。
しかし、ここでもまた失敗する。
快適な平屋暮らしも束の間に、介護される側に立ち、
子の家か、施設に再入居することになるのだ。
生涯住める家とは?
人の生涯を考えればわかる。
誕生から、保護され保護し、介護し介護され、臨終する。
人は、世話されたり、世話したり、
一生のうち大半が、そんな生活なのだ。
踏まえて、
若い時に建てる平屋は、実に都合がいい。